2023年11月26日

岡山市薬剤師会研修会

先日、岡山市薬剤師会主催の勉強会に参加しました。

テーマは「咳」でした。

咳は大学でも学習したように、基礎的なことはずっと変わりありません。
そして治療薬に関しても、もう何十年も新しい薬は発売されていませんでした。

しかし昨年世界初の選択的P2X2受容体拮抗薬が発売されました。
滅多に処方されない薬なので、私も1回しか調剤したことはありませんでした。

今回の勉強会では、その薬を頻繁に処方している医師の講演であり、臨床現場での効果・副作用の話が聞けておもしろかったです。

やはり実際処方している医師の話を聞けることは貴重ですし、患者への服薬指導にもつながることが多いので、今後も多くの医師の講演を聞いてみたいです。
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2023年11月19日

第7回社内勉強会

先日、今年度7回目の社内勉強会を開催しました。

テーマは「緑内障」でした。

緑内障の症状から、原因、検査方法、治療法、治療薬まで細かく説明していただいたので、日々の業務に有益な情報でした。
私は眼科の処方を常日頃から受けていますが、普段眼科の処方を受けていない薬剤師にも、わかりやすかったと感じています。

次回の社内勉強会は、今年最後となります。
テーマは「心不全」を予定しています。
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2023年11月12日

フルオロメトロン点眼が限定出荷

先日、フルオロメトロン点眼が限定出荷になるとメーカーから説明を受けました。
原薬の入手遅延が原因ということなので、しばらくは眼科と連絡を取りながら投薬していくことになりそうです。

咳止めに関しても、ほとんど入荷しない状態が続いており、処方通りに投薬できないことが多くあります。

国が製薬メーカーに増産を指示していますが、ほとんど効果がないと、私は考えています。
理由としては、製薬メーカーはすでに増産していますし、今後さらに増産するとしても時間がかかります。

国がしないといけないことは、不必要な処方をしないように、医師にもっと圧力をかけることだと、私は考えています。

実際、咳が出ていない患者に、咳止めを処方していることが多くあります。
本当に必要な患者だけに処方しなければ、さらに深刻な状態になりそうです。

今までもそうでしたが、医師の処方権を考え直したほうが良いと思います。
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2023年11月05日

アンチドーピング講習会

先日、薬剤師会が主催するアンチ・ドーピング講習会に参加しました。

今回の講習会では、女性アスリートの体調管理を中心としたものでした。
またアスリートにこだわらず、女性ホルモンによる体調変化・疾患・薬物治療についても勉強できました。

女性アスリートは月経周期によりコンディションが変化するため、競技結果に影響が出ることが考えられます。
そのため低用量ピルにより月経周期を調節することもあるそうです。
しかし禁止薬物となるホルモン剤もあるため、スポーツファーマシストの必要性を再認識しました。

スポーツファーマシストの資格を取得することは、アンチ・ドーピングの知識を得ることにつながりますが、その知識を更新していくことが大切だとも認識しました。

なお2024年からは、すべての競技において「トラマドール塩酸塩」が禁止となるそうです。
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