2024年04月28日

薬歴システムのデモ

先日、とある薬歴メーカーのデモを受けました。

私たちが現在使用している電子薬歴は、かなり古いだけでなく、自分たちで入力する部分が多いのが問題でした。
また、クラウドにも対応していないことが問題となっています。

今回、デモを受けましたが、近年の電子薬歴の進歩は大きいことが実感できました。

私が感じた大きな点は、チェックリストを選択するだけで薬歴が完成する点と、患者への服薬指導をしながら薬歴が完成する点です。
特に便利だと感じた点は、処方されている薬に対して注意することなどが表示されるため、それを患者に見せて服薬指導できることです。
今までは必要だと感じたものをパソコンから印刷してくる必要がありましたが、すぐに見せることが可能となります。

そのほかにも有用なことがありますが、やはり最新システムは良いものです。
その他のメーカーのデモも受けたことがありますが、今後も多くのシステムを体験して、より良いものを選択したいと思います。
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2024年04月21日

第1回社内勉強会

17日、今年度1回目の社内勉強会を開催しました。

今回のテーマは「調剤報酬改定」でした。
いつもは薬剤師向けの勉強会を開催していますが、今回は職員全員が参加対象となります。

例年ですと、すでに4月1日から改定されていましたが、今年度は6月1日からです。
そのため勉強会の開催も4月となり、じっくり勉強する時間ができます。

調剤報酬改定の詳細については書きませんが、大きな変更点はありません。
国が進めている内容に沿ったもので、次回の改定内容も既定路線のように感じます。

薬局・薬剤師は対人業務を行うことが求められており、やれば報酬がもらえます。
そして昔からの対物業務を行うだけでは、報酬はもらえなくなります。

次回の改定に向けて、薬剤師の考え方を変えることが重要です。
そのことを意識して日々の業務を行っていきましょう。

なお、今回参加できなかった職員向けに、来週も同じ内容で、社内勉強会を開催予定です。
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2024年04月14日

コロナ・インフルエンザに関するwebセミナー

先日、新型コロナとインフルエンザに関するwebセミナーを視聴しました。

このwebセミナーは塩野義製薬が主催するもので、ゾコーバの通常承認を記念したものでした。

内容としては、新型コロナとインフルエンザに対して早期から薬を服用することで、重症化を防ぐことができるというものです。

一般的には、新型コロナとインフルエンザの治療薬は、回復が1日早くなるくらいといわれています。
しかし本当の効果は、肺炎などの感染症を抑え、重症化させないことらしいです。
また、後遺症も少なくなるそうです。

薬剤師としては、症状軽減ばかりを考えてしまいますが、その後のことを考えた治療も大切です。
服薬指導でも、飲み方・作用・副作用を伝えることはもちろん、その人に合わせた内容が求められます。
その一つとして、フォローアップが大切ということです。

今後は今のことだけでなく、後のことを考えた服薬指導をしていきたいと思います。
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2024年04月07日

薬学講習会

先日、薬学講習会が開催されたので、今回も参加してきました。

今回のテーマは「妊婦・授乳婦に対する薬物治療」でした。

私たちは産婦人科の門前以外、妊婦・授乳婦に服薬指導をすることは、滅多にありません。
しかし今回の研修で気づいたことは、妊娠可能な女性に服薬指導をする場合は、常に妊婦であるかもしれないと考えることでした。

催奇形性を考慮すると、妊娠が発覚する前の投薬でも危険であることに注意しなければなりません。
実際、新患の人には妊娠の可能性を確認しますが、定期的に受診している患者については、まったく気にしていないのが現状です。
催奇形性のある薬は、それほど多くありませんが、その危険性を考えておく必要があります。

これからは妊婦であるかもしれないというを忘れず、服薬指導をしていきたいと思います。
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