2015年12月22日

学術マネジャーが行く、第54回日本薬学会・日本薬剤師会・日本病院薬剤師会中国四国支部学術大会参加報告

平成27年10月31日(土)〜11月1日(日)に高知県で行われた、
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第54回日本薬学会・日本薬剤師会・日本病院薬剤師会中国四国支部学術大会への参加報告をします。
今回の学会のテーマは、【薬学維新の時!薬剤師職能の評価、そして更なる発展へ】でした。
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3学会合同のこの大会は、他では行われていない薬薬薬連携であり、
様々なジャンルの薬剤師が関わる内容でした。
日本薬学会が関係しており、薬学教育に関する部分に力を入れていることから、
今回学ぶべきテーマを薬学教育におき、
今後の社員教育初め社内研修・勉強会に活かすことを学び、また、自身も口頭発表を行い、
薬学教育に期待することを伝えることを目標として参加しました。
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平成27年10月31日(土)
31日は朝6時に自宅を出発した。高知県の高知市へ向けて、
今回は車での移動となりました。
まだ、月も出ていて、薄暗い中移動しましたが、距離は・・・238kmでなかなかの距離。
瀬戸大橋を渡るころには太陽も出て、いい日和となりました。
その後高知道へ向かったのですが、山の間を進む単調な道でした。
  

  

高知インターを降りて、市内の会場へと向かいました。
高知駅の前にある像ですが、
左から武市半平太が37歳、坂本龍馬が33歳、
中岡慎太郎が30歳の若さで亡くなったとのこと。
平均寿命が男性:80.50歳、女性:86.83歳となった今から考えると、
あまりにも早い死です。

坂本竜馬の時代は平均寿命が50歳ぐらいだったのかもしれませんが、
この伸びた寿命を健康寿命として伸ばしていかないと医療業界が崩壊するなぁ・・・
などと考えながら南国の雰囲気のある道を進んでいるうちに、
高知市文化プラザかるぽーとに到着しました。

9時過ぎに到着し、一般演題が始まっていたためか、
あまり人は見受けられなかったです。
  
  
シンポジウム1「セルフメディケーションと産官学連携」が
9時30分からの開始だったので、それまでに明日の口頭発表の
PC登録をすませにD会場の11階へ向かいました。
小笠原副会長が座長をされていたので、少しだけ話を聞いて、
シンポジウムが始まるのでシンポジウム1の会場に戻ると、続々と人が来ていました。
岡山日赤の先生方に会い、パチリ!

2015年07月25日

「ジェネリック医薬品の正しい理解」・・・社内勉強会の様子

「ジェネリック医薬品の正しい理解」・・・社内勉強会の様子
平成27年5月19日(木)
講師:沢井製薬株式会社 営業学術  岡田 民夫 氏

質問G:先発医薬品とジェネリック医薬品が同等であるならば、
なぜジェネリック医悪品の薬価は安いのか。やはり、品質が劣るからではないのか。
⇒研究開発費がかからないため

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質問H:ジェネリック医薬品は、先発医薬品に比べてメーカーMRによる頻繁な訪問、
情報提供がないため、患者への説明不足、不安が生じないか。
⇒提供すべき新たな情報が多くないため、MRによる訪問頻度が低くなることがある。
しかし、インターネット等を通じて情報収集することも可能である。

質問I:世界で最も進んでいるといわれる日本の医療の中で、
どうしてわざわざジェネリック薬品を普及させる必要があるのか?
⇒国民皆保険の維持のため

質問J:薬局で、先発医薬品の銘柄記載された処方せんをGEに変更し、
その医薬品を服用した患者に副作用が発生した場合は、誰が責任を負うのか。
⇒医師、薬剤師に責任はない

   

その後、ビデオにて、「患者さんからの質問とその答え」を見た後に、
社長より、当社のジェネリック医薬品に対する基本方針をお示しいただきました。
   

新見地区、鳥取地区にても同様の内容の勉強会を開催し、
津山調剤薬局グループの
ジェネリック医薬品に対する意識統一と
利用推進を行っていきたいと考えており、

これからも、みなさまに意義のある
勉強会を学術委員会として開催していく所存です。
今後ともよろしくお願い致します。

報告者:立野
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2015年07月18日

「ジェネリック医薬品の正しい理解」・・・社内勉強会の様子

「ジェネリック医薬品の正しい理解」・・・社内勉強会の様子
平成27年5月19日(木)
講師:沢井製薬株式会社 営業学術  岡田 民夫 氏

質問B:ジェネリック医薬品と先発医薬品の治療効果が
最大45%の範囲で異なるということを示しているのか?
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⇒薬物動態パラメーターの治療域を示しているものであり、
治療効果は安全に気を持って同等となる
90%信頼区間が範囲内であり、
100%を中心として
±20%(対数変換を行う場合は、80%〜125%)内にあることを意味しており、
血中濃度の幅の許容域がこの範囲であるということである。

質問C:注射剤については、
承認審査の際に臨床試験のデータを求めていないにもかかわらず、
なぜ、同等と言えるのか。
⇒生物学的同等性(バイオアベイラビリティー)が経口投与のものが必要であるが、
血中に投与するものに関しては不要と考えられ、
生物学的同等性の試験を行う必要はないと考えられる
水溶液でない製剤や、静注以外の投与経路を有する製剤に関しては、試験が必要となる。
質問D:ジェネリック医薬品の原薬は海外の粗悪なものを使っているのではないか?
⇒有効性や安全性において先発医薬品やジェネリック医薬品においても、
承認されることはない。ICHの合意に基づくガイドラインが準用されているため、
安心して使用してほしい。
沢井製薬の場合は、原料メーカー選定においても、
沢井製薬大阪工場において自社でも試験を行う。

質問E:ジェネリック医薬品メーカーは、
先発医薬品メーカーと比べて1社当たりの製造販売品目が多いので、
各品目に対する品質管理が不十分になるのではないか。
⇒先発医薬品、ジェネリック医薬品メーカーを問わず、
全てのGMP等に適合した工場でのみ、製造が許されていない。
1ルーム1マシーンにする厳格な製造管理を行っている

質問F:先発医薬品からジェネリック薬品に切り替えたところ、
それまで得られた効果が得られなくなったことがあった。
どうしてそのようなことが起こるのか。

⇒プラセボ効果や切り替え効果があると考えられるが、
本当に問題があれば、医薬品品質情報検討会において、
検討され、排除されるので、問題はないと考えられる。
≪つづく≫
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2015年07月15日

「ジェネリック医薬品の正しい理解」・・・社内勉強会の様子

「ジェネリック医薬品の正しい理解」・・・社内勉強会の様子
平成27年5月19日(木)
講師:沢井製薬株式会社 営業学術  岡田 民夫 氏

内容:
近年、
ジェネリック医薬品メーカーの
営業利益率に着目しますと、
原価率の動きが営業利益率の
差になって表れています。
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また、市場規模が順調に伸びる中で、
先発医薬品業界や外資系からの
参入も相次ぎ、競争激化も進んでいるのが現状です。

原価率低下のため、製造工程の改善、
生産効率の向上などが業績向上の鍵となり、
各メーカーが取り組んでいくことは間違いありません。

そんな中、われわれ保険薬局で働く者たちが、
選択肢の増えた
ジェネリック医薬品を選ぶ際に、

何を目安とするべきか知って
おかなければ、患者様への不利益となってしまう
可能性が高くなってきていることは一目瞭然です。

価格?供給体制?品質?信頼?添加物?AG?ブランド?適応?など
・・・・迷う要因が多数あります。

そこで、ジェネリック医薬品を正しく知り、
何を基準として考えるべきかを知る
機会を作る必要があると考え、
全社的な勉強会を開催いたしました。

今回は、薬剤師・事務員関係なく、
全スタッフ対象で行い、
津山・真庭・美作地区から
合計53名の参加がありました。
今回の内容を以下に示します。


☆ジェネリック医薬品への質問に答えます
質問@:ジェネリック医薬品は、
先発医薬品とは使用する添加剤が違うのだから、
先発医薬品と同じとは言えないのではないか。

⇒先発医薬品であっても、添加物の変更などがあるので、
添加物による効果の違いなどはない。
添加物を含めての体内動態を測定しており、問題はないと考えられる

質問A:ジェネリック医薬品の
承認審査の際に求められる試験項目は、
先発医薬品の場合と比べて非常に少ないのはなぜか。
⇒先発医薬品ですでに安全性が担保されているものに対して、
さらに安全性試験などを追加で行うことは、
被験者に対して負荷をかけることとなり、
世界的にもその考えの下ジェネリック医薬品は使用されている

・規格及び試験方法に関する資料
・加速試験(安定性試験)に関する資料
・生物学的同等性
≪つづく≫
posted by 委員長 at 09:13| Comment(0) | 社内勉強会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月14日

「ジェネリック医薬品の正しい理解」・・・社内勉強会の様子

最近更新が遅れてしまいましたが

先日行われた、
ジェネリック医薬品の
社内勉強会の様子を
数回に分けてお伝えします。

岡山県の北部は
もともと先発品志向が強い地域で
若い時から先発至上主義で育った
我々以上の世代の「薬剤師」や「医師」の中には

まだまだ
自分自身には、先発品を使いたいが
医療保険を圧迫するので仕方なく
後発医薬品を薦めているという声すら聴きます・・・


現実につい数年前までは
訪問したドクターの所で
「後発品から同じ内容の先発品に替えたらなかなか
下がらなかった血圧下がったよ」とか
「ステロイドのジェネリックでぜんそく発作続いていた方に
先発品に替えたらコントロール良くなったよ」とか
そんな話も良く聞いたものです。。。。


さらに、期限切れの薬をばらしてみると
後発品(ジェネリック)で錠剤の横割れを見つけ
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↑↑ジェネリックの消炎鎮痛剤の横割れの例
(取り出した瞬間2つに割れています)
まだまだメーカー別の
製剤技術のばらつきがあることも
認識させられます・・・

さらに
現実に選択肢の増加に伴う
現場での事故リスクの増大や
在庫のロス等医療経済全体の無駄を考えると
できることなら
パテント(特許)の切れた医薬品の
「薬価の大幅引き下げ」
をしてもらいたいものなのですが・・・
国際的な趨勢・価格選定の基準を考えると
無理なのでしょうかねェ〜

ただ、
健保財政は少子高齢化と
認知症数の増大等の為
予想を超える勢いで圧迫されています。

今回の社内勉強会はそうした
先発品志向の強い
「薬剤師」の意識を変える意味も開催されました。
難波
posted by 委員長 at 12:36| Comment(0) | 社内勉強会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする