2015年03月08日

立野朋志の第47回日本薬剤師会学術大会へ行ってきました。

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パスワードの管理の悪さから、
当分新規の記事が書けず申し訳ありませんでした。

では、気を取り直し続きを・・・


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★懇親会の様子
懇親会のため、ホテルへと戻りました。
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会場は、山形県一色で、人は芋洗い状態・・・芋煮の県だけに
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しかし、すごい熱気でした。


始まりはやはり法螺貝演奏から。
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日本薬剤師会会長山本信夫先生、前会長児玉孝先生はじめ
青森県薬剤師会会長木村隆次先生他いろいろな方にご挨拶をした後に
中国ブロックの席へ移動しました。

児玉孝前会長にもお会いして、一緒に写真を撮っていただきました。
岡山県薬剤師会赤澤会長、小笠原副会長、
岡山県学校薬剤師会石井会長、岡山県薬剤師連盟高木会長、
鳥取県薬剤師会小林会長、日本くすりと糖尿病学会厚田理事長などと
山形の酒を堪能させていただきました。

全種類制覇したが、途中から味が分からなくない状態でした・・・
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2015年01月11日

立野朋志の第47回日本薬剤師会学術大会へ行ってきました。

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赤羽根先生の話は、法律に関することであり、シンポジウムの中では、「医行為」の解釈を踏まえた上で、薬剤師が何を意識してフィジカルアセスメントを行っていく必要があるのかを勘案した内容であった。薬剤師の法的義務の側面からみても、積極的に取り組むことが要請されており、それに応えることを意識してフィジカルアセスメントを行うことによって薬剤師の活躍の場が拡がっていくという内容でまとめられた。シンポジウム終了後、本心を確認したところ、弁護士としては法的な側面は考えて取り組まなければならないと思う反面、薬剤師としての立場からいえば、グレーゾーンも取り組んでいかなければならないと考えており、シンポジウムでははっきりと言えなかったと話されていた。薬剤師として必要とされることは、積極的に取り組んでいかなければ薬剤師の将来に暗雲が立ち込めてくる可能性があると感じざるを得なった。
大林先生の話は病院薬剤師の立場からの内容であったが、病院で行っている講習会の内容紹介であり、専門医の指導のもと、シミュレーターを用いたトレーニング、教授回診への同行による臨床研修の話などがありました。
そして、私の話は先に述べた抄録の内容の通りであるが、言いたかったことは、ファーマシューティカルアセスメントを定義したなどと偉そうに話をしているが、実は日常業務で薬剤師が実際に行っている服薬支援を言葉に表しただけであり、ファーマシューティカルケアという目的があっても、過程が定義されていない状態では目的は達成できないとの思いから、定義としてファーマシューティカルアセスメントという定義を作った。医療情勢の激しい変動の中、薬剤師が行うべきフィジカルアセスメントもどんどんと変わってくるが、状況を把握しながら積極的に取り入れ、対応していくことが重要である。現状でいえばフィジカルアセスメントを実践で行うには敷居が高い状況であるが、実践への取り組み方までの敷居を下げる教育を行っていかなければ進まない状況にあると考えている。それを目標に薬剤師フィジカルアセスメント研究会として取り組んでいるが、今必要なのは薬剤師としての自覚と国や国民から求められていることを日常業務できちんと行うことである、ということである。社内勉強会でもお話しする機会を頂ければ幸いである。
最後に村井先生の話であるが、バイタルサインを在宅業務の中に取り入れた実践についての話であった。大切なことは知っていることではなく、実際に自分も行っているということであり、薬剤師自身が薬剤師の行うフィジカルアセスメントを正しく理解し実践することができれば、日本の医療を変えることができるという内容でした。
   
最終討論の際に、「震災の現場では、法的な内容について考える間もなく、やらなければならないことを行い、薬剤師が認知されたが、今後薬剤師の行うフィジカルアセスメントについても、グレーゾーンと言われている部分に関しても行っていくべきと考えていいのか。」という質問があった。弁護士の赤羽根先生がお答えになられたが、非常に答えにくい質問であると感じた。薬剤師としてやるべきことはグレーゾーンでもやっていかなければならないという考え方がなければ進まない事実もあるが、法に抵触することは避けなければならないという思いもあり、今後考えていかなければならない重要な問題点だと考えています。

全体としては、日常業務で薬剤師として行うべきことをきちんと行い、法的なことや医療人としての立ち位置を理解した上で、積極的にフィジカルアセスメントを取り入れていくことが、次世代薬剤師の目指すべき道だという内容であった。個人的見解であるが、日本薬剤師会としてどのように進めていくのかを参考にしたいという位置づけのシンポジウムであるように感じました。
少しでもお役に立てたのであれば、幸いです。
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2015年01月04日

立野朋志の第47回日本薬剤師会学術大会へ行ってきました。

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「薬局の求められる機能とあるべき姿」において、「勤務薬剤師が、調剤に伴う手技(無菌製剤にかかる手技など)や技能の向上、薬物療法の個別最適化、効果や副作用の確認などに必要な薬理学、製剤学、薬物動態学、フィジカルアセスメント等についての最新情報の収集、医療を中心とした社会保障制度等(医療、保険、介護、福祉等)に関する理解の向上、又は来局者の臨床症状や相談内容から適切な一般用医薬品の選択や生活上の指導を行うのに必要な能力の向上等、薬剤師としての業務内容の向上に資する生涯学習に積極的に取り組んでいること」とある。また、薬学教育モデル・コアカリキュラムに関連して、薬学教育アドバンスト教育ガイドラインに、「フィジカルアセスメントを実施し、薬学的判断に活かすことができる。(技術・態度)」が明記される予定であり、各大学において積極的に教育が行われるであろう。また、日本薬剤師会が発行した、「薬剤師の将来ビジョン」においてもフィジカルアセスメントの必要性が明記されており、薬剤師が行うフィジカルアセスメントに大きな期待がなされているが、現状では教育方法が確立されておらず、薬剤師の役割が本当に果たせるのか疑問が残る。
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我々の目標は、ファーマシューティカルアセスメントを薬剤師の基本理念とし、薬剤師が認識して実践できる教育を確立し、薬剤師職能の向上に寄与することを模索し、イグザミネーションだけでなく、その評価を行うための知識を身に付けた薬剤師の養成を通じて、チーム医療に参画し、患者が必要としているケアが、切れ目のない医療サービスとして享受できる環境を整備することにより、広く社会に貢献することが目的・目標です。

シンポジウム全体をまとめると、以下の通りでです。
狭間先生のお話しでは、薬剤師が取り組むフィジカルアセスメントはどうすればよいかは、薬剤師が原点回帰すれば、必ず進むべき方向性は頭にひらめき、こなすべき課題は見えてくると話された。その中でハザマ薬局での取り組みとそのデータがでていたが、それは狭間先生が週4回在宅訪問に行き、内4週に1回薬剤師が在宅訪問に行くというのを毎週薬剤師が行き、逆に4週に1回狭間先生が在宅訪問に行くように変更し、薬剤師に処方提案をさせるというもので、その結果、一人当たりの処方薬剤数が6.4個/1人から4.8個/1人となったデータを出された。そして、最後にはフィジカルアセスメントは、手段であり、目的ではない。今薬剤師に必要なのは環境や技術でなくマインドであると締めくくられた。
≪つづく≫
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2015年01月03日

立野朋志の第47回日本薬剤師会学術大会へ行ってきました。

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●P-215(在宅医療、介護福祉、保健連携)
薬局における在宅活動に関する情報共有の現状と課題〜情報共有を在宅参画の一歩とするために〜(小黒佳代子先生)
薬剤師の在宅医療への関与が遅れることが多い現状があるが、情報共有をきっかけに在宅医療チームへの参画をはかるという内容であった。具体的には、連絡ノートというツールを一歩進ませて、ショートメールの利用(携帯電話・スマートフォンでも使用可)により、時系列で経緯を追え、非常に有用であった。更に発展して、SNSを使用するチームもあった。現状、SNSを使用する様々な方法があり、一長一短であり統一性はないが、将来は統一されていく方向に進むであろう。何が必要かといえば、まずは薬剤師自身が積極的に参加していくことが大事であるという内容であった。今後、薬剤師の役割の周知やカンファレンス、在宅チームへの参加が進めば良いなと感じた。

●P121(薬剤情報提供、お薬手帳)
医薬品適正使用のための、お薬手帳と質問表の活用
ポスターの内容としては、お薬手帳と質問表を使用し、患者の体調変化、副作用の有無、併用薬の確認などを経時的に記録する取り組みを行っている中で、残薬がある患者や食事が不規則な患者に対して服薬状況を確認する必要性が出てきた。また、質問表を単に使用するだけで、必要ないと感じている人も見受けられ、如何にすればお薬手帳の持参を促すことができるかについて検討した。工夫として、質問表に○×で記入してもらえるようにし、更に普段から患者自身が記入できるようにした。投薬時に、質問表に薬剤師がコメントや検査値などを記入し、質問表とお薬手帳を併せて使用していくことの利点を伝えるようにしたところ、お薬手帳の持参率が向上しただけではなく、患者自身がコンプライアンスの見直しや体調変化の問題点などを発見することができたという内容であった。 

●P-298(生涯学習)
薬剤師メディカルラリーを開催した報告と今後の展望
メディカルラリー(医療競技会:救急関連のシナリオを題材にした実習訓練)を研修会に取り込み、薬剤師を主とした救命救急及び緊急時対応の実習型研修会の取り組みついての報告であった。
薬剤師として将来求められていく可能性が高く、多くの薬剤師が必要性を感じているが、ハードルが高く、参加に二の足を踏んでいる現状があるが、参加者が楽しんで学べたとの多くの意見から、メディカルラリーという研修会の存在意義が示されたという内容であった。おもしろい取り組みであり、今後の活動の参考にしたい。
          
●P-137(薬局機能・薬局経営・医療経済・流通)
薬局における後発医薬品推進と医療費抑制の関係性について(大久保幸子先生)
国策に基づき保険薬局が後発医薬品の推進を行うことになったが、実際に医療費抑制につながっているとする根拠は乏しい。そこで、調剤報酬の比較・分析を行い後発医薬品推進と医療費抑制の関係性の分析を行った。調剤報酬の内訳より相関性の高い項目として「処方せん一枚当たりの総調剤報酬額」と「処方せん一枚当たりの後発医薬品額」の比較において、「処方せん一枚当たりの後発医薬品額」が700円辺りを境にして著名に傾向が変わることが示唆された。こういったケースでは特に後発医薬品を推進することで医療費の抑制が期待できるが、高額な新薬の使用量の増加・長期処方による調剤技術料の増加等によって、必ずしも医療費総額の抑制に結びついているとは言い難い。
今後、多くの薬局のデータやレセプトデータを用いた検証を行うことで、後発医薬品変更による医療費抑制への貢献度が高い対象を明らかにすることが期待できるという内容でした。
目の付けどころは面白いが、ジェネリック医薬品の推進により、加算があることも勘案しなければならず、私個人的には、近い将来、国は後発医薬品体制加算をなくしていく方向に進むと考えている。


●P136(薬局機能、薬局経営、医療経済、流通)
どこでもできる!動画を利用した「薬局の見える化」(中島幹子先生)
保険薬局の薬剤師バッシングが強い状況において、医薬品の適正使用と健康の重要性、それによる薬局業務の必要性やメリットの理解の向上を目的とした「薬局の見える化」についての内容である。薬局内に置いて、残薬調整・疑義照会についての動画を視聴群と未視聴群とに対するアンケートでの比較で、残薬調整の理解度において、未視聴群での認識は46%が認識していたが、視聴群では82%が認識していた。疑義照会の理解度を認識する質問に対しては、未視聴群は46%が認識しており、視聴群では56%の認識があった。少ない待ち時間でも動画を用いて見える化を行うことで十分効果を出すことができる可能性が示唆された。更に素晴らしい取り組みとして、HP上に動画を公開して、どの薬局でも自由に使用してよい形にしていくというところである。薬剤師業界の活性化のための取り組みとして、私自身も取り入れてみたいと考えている。


他にもポスターを見たが、すべては報告できないので、
面白いと思ったものを中心にピックアップしまた。ご了承ください。
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立野朋志の第47回日本薬剤師会学術大会へ行ってきました。

★展示会場の様子
分科会終了後、展示会場を見て回った。
行きの新幹線で偶然同乗した
システム吉井の安田氏との約束もあり、見て回りました。
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人気があるのは、試供品や体験ができるブースです。
日本薬剤師連盟の有名人たちが集まっていたので、
ご挨拶をさせて頂き、その足でポスター会場へ移動しました。
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ポスター会場は、16時から示説が始まった。
ポスターは340あったが、台風の影響か演題取り下げが多く見られ残念であった。すべて見ることは物理的に不可能であるが、できる限り有用と思われるものについて話を聞いてきた。また、多くの知人・友人に会うこともでき、みんなのモチベーションの高さに感心しきりであった。
当グループでも取り組むことができる内容のものが多くあり、参考となった。

次ページに、詳細は見えない部分が多いが、ポスターの例を一部ご紹介です。

★ポスターの様子
●P-265(学校薬剤師)
地域協力体制による計画的学校薬剤師活動について
 保健所や教育委員会と学校薬剤師会で連携を取り、合同チームで行っている学校環境衛生活動報告である。合同チームで学校関係者(保健所・教育委員会・医師会・歯科医師会・校長先生・養護教論など)を含めた合同検討会で発表、助言を行うことにより、学校毎の格差がなくなり、教育委員会や保健所との巡回により改善への対応も迅速に行うことができている。薬剤師としての取り組みの実例も挙げてあり、実用的な内容であった
         
●P264(学校薬剤師)
学校薬剤師と地域
 薬剤師であり、学校PTA委員として学校薬剤師の仕事の枠を広げるために取り組みについての内容であった。小学生に対しての禁煙教室だけではなく、保護者に対しても禁煙教室を行った。地域の他職種連携の集まりに参加し、小学生への認知症サポーター養成講座の協力依頼があり、学校と市保健師との地域連携の橋渡しをすることもできた。学校薬剤師の活動も地域連携に大きな役割を果たすことができ、保健衛生の分野だけでなく、他の分野にも視野を広げることが大事ということが分かった。

●P262(学校薬剤師)
学校薬剤師会と共催におる薬学部6年生による、小学生への薬物乱用防止教室開催とその感想
城西国際大学薬学部における、近隣地区薬剤師会の指導のもと、6年生による薬物乱用防止教室の開催を3年間続けてきての、効果と今後の課題についての内容であった。
将来を通して手を出さないことを伝える必要があり、これらに関しては十分に伝わったという感想が多かったことより伝わったと考えている。その他家族の喫煙をやめさせたいとの感想も多く、受動喫煙を防ぐためにもこの取り組みは今後も継続していくことが大事であると考えるといった内容であった。
すでに、多くの学校薬剤師が行っていることで、結果は見えていたが、私が注目したのは、薬学生に行わせているということである。これは、将来の薬剤師職能の確立につながる取り組みであり、薬剤師という職業に誇りを薬学生のうちから持ってもらうことにつながると感じた。継続して行って頂きたいと感じた。

●P-217(薬薬連携、地域連携)
入退院時薬局・病院連携ワークショップによる薬剤師間の情報連携の模索
薬薬連携や病薬連携の重要性が改めて見直されているが、入退院時における患者情報の共有に関する連携は十分とはいえない状況である。そのため、薬局と病院の薬剤師を一同に集め、互いに必要な情報やその方法について話し合うためのワークショップ系誌式の研修会を行った内容に関する報告である。
ワークショップの前後で、「提供できる情報を把握している」「希望する情報を把握している」「連携に協力する医療機関数が連携を困難にしている」「医療機関同士の低交流が連携を困難にしている」「連携に当たって何をして良いのかが分からない」という項目において、有意な変更の傾向がみられた(P<0.1)。研修会を行うことでお互いの必要とする情報と提供できる情報が明確になり、かつ入退院時における薬薬連携に関しては手段を確立すれば日常の協力体制に関わらず実行することができるようになると参加者が感じたと言えるという内容であった。薬薬連携のみならず、社内での勉強会やケアカフェなどで活用できれば、将来の連携を作るためのヒントとなると感じた素晴らしいポスターであった。

●P194(在宅医療、介護福祉、保健連携)
当院における保険薬局による在宅医療推進のための取り組み
米沢地区における在宅医療への保険薬局薬剤師介入を病院薬剤師として推進するために、様々な取り組みを行った結果を示した内容である。@薬剤師会に手自宅医療介入をどう考えるかアンケートを実施。A退院時合同カンファレンスへ病棟薬剤師の積極的な参加とかかりつけ薬局の参加呼びかけを行う。B薬局提案型在宅医療介入の「薬剤師による在宅訪問の医師指示の依頼書」を薬剤師会と協議の上作成。C電子カルテ上に「訪問薬剤管理指導依頼書・情報提供書」として診療情報提供書を作成し院内医師へ周知する。D保険薬局よりの報告書は別に薬剤部にても保管し、今後内容を分析し、さらに地区の薬剤師会と連携し、精査、事例検討を行う。E社会福祉協議会地域包括支援センターへの在宅医療介入を説明。
これらにより、在宅訪問を始めるきっかけとなったが、病院薬剤師として患者の薬物療法に関わるが、退院してもそれで終わりではない。薬薬連携の中で一番重要なのは、入り口といえる退院時にかかわる病院薬剤師が、以下に在宅医療を知っているかであると話されていた。各地区、都道府県でも同じような取り組みが拡がることを期待したい。
≪つづく≫
posted by 委員長 at 09:07| Comment(0) | 学術大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする